人間科学
Hooked ハマるしかけ
フック・モデルなど、人が習慣化するための認知メンタルモデルを解説する本。良い本ではあるけれど、倫理観をもって使わないといけない本。こういう思想はKPIだけで見るとダークサイドまっしぐらなので、常に正しい使い方かを意識していきたいです。
「学力」の経済学
学習すること、学習のモチベーションについてなど、学力に対する統計的なリサーチをまとめた本。noteにおいては、何が人の学習を促進させるのか?また、なにが人の学習意欲や学習習慣そのものを破壊してしまうのか、スキルアップ系の基礎設計で参考にさせていただきました。
意識はいつ生まれるのか
もともとは脳の本で、「脳のなかでどう意識が生まれるのか?」について語った本です。モジュールを統合させるという概念そのものが参考になります。
ファスト&スロー
脳と行動に対する一般的な知識を抑えるための本。ちと長いのが玉に瑕ですが、今の行動経済学のベースを全体的に学べるのでオススメ。
幸せな選択、不幸な選択
統計としての幸せの本。幸福、やりがいといった概念は、定量化して測定できるのか。人が勝手に幸せになったり不幸になるバイアスはあるのか。幸せだと定義されている社会通年が、本当にその人に幸せに寄与しているのか。noteにおけるクリエイターのキャリアややりがいといった概念を、ふわっとした理念で終わらせず、システムとして記述するために参考にしています。
快感回路
快感が脳のなかでいかに発生し、常習性や依存性に発展するのか、脳の器質的な側面から分析した本。スマホにおける依存症の発生プロセスでもあり、サービス設計者は倫理的な側面からこの本を読むのは強くオススメ。
どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた
先月発売の善樹さんの本がおもしろかった。自分が一体何に飽きているかを正確に認識しないといけない。物事を始めるときの感情は希望か恐怖、感情のコントロールで習慣化するのが上手くなる。直感ではなく論文ベースで書いてあるのが腑に落ちやすい。
知ってるつもり
人間は動物なので思ったよりもロジカルではないとか行動経済学や人工知能などの観点から新しい人間の姿が見えてきます。
マインドセット
私の財団の教育的な業務遂行に大きく貢献してくれた一冊。我々の能力に関する思い込みが、学ぶ姿勢や人生での選択に多大な影響を与えていることを、著者Dweckは調査を通じて明らかにしている。 本書の価値は教育の現場に留まらず、才能を開花させたいビジネス・パーソンや、困難に立ち向かい成功をおさめることのできる子供を育てたい親にとっても、重要な示唆を与えてくれる。
フロー体験 喜びの現象学
心理学の本で、人間が幸福を感じている瞬間というのは、何かに没頭している時だというのを定量的に分析しているんです。
人ってお金があるからハッピーじゃなくて、夢中になってる時間が多い人ほど幸福度って高くなるんです。
宗教的経験の諸相
『Sapiens』を読んだ際、人類の生活において宗教がもつ役割の進化に関する章が特に興味深かったので、もっと深く知りたいと思った
儀式は何の役に立つか
この本は『常識』という概念をめぐるものだ。人々は世界を処理する際に、自分が個人的に知っていることだけでなく、他者が知っているはずのことや共通の知識をも基盤にしているという考え方が描かれている