元代表取締役
ライブドア元CEO、SNS media&consulting株式会社ファウンダー。2006年、証券取引法違反で逮捕され、2011月刑期満了。現在はロケットエンジンの開発や有料メルマガ「堀江貴文のブログでは言えない話」、オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校」などを運営。
ビジネス
たった一人の熱狂
私は自分の努力がまだ足りていない事を反省した。みなさんはどうだ?彼より努力していると言えるだろうか。そんな彼の「圧倒的努力」の軌跡が見えるこの本。買って読んでも損はないと断言できる。
30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由
本書は彼のドラマチックな人生とそのチャレンジが詰まった本である。私のように大学まで、いわゆるエリートコースを歩んできてはいない彼のストーリーは多くの人の胸に刺さるだろう。
破天荒フェニックス
つまらなかったら途中で読むのやめればいいかという軽い気持ちで読み始めた。止まらなくなった。ただでさえ毎日の過密スケジュール、情報収集、飲み会笑で忙しいのにこの作品に時間を取られまくってしまったのだ。
江副浩正
会って話ができなかったのは残念だが多くのリクルート出身の企業家と話す機会がありリクルートイズムを作った江副浩正の業績は計り知れない。
新装版 こんな僕でも社長になれた
オドオドしながら少しずつ自分のやりたいことに近づいていき、自分ができる起業の形を手探りでつくっていく──このたよりない子煩悩な男の物語は、新しいIT起業物語として読ませる。本当に、「こんな人でも、社長になれるのか」「やりたいことが、こんなにも自然にできるのか」と勇気をもらう人もいるだろう。
経済
外資系金融の終わり
桁違いの金を稼ぐ外資系金融マンの実態と、大きすぎて潰せなくなったメガ金融コングロマリットの問題点を、面白く解説してくれる1冊だ。
日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門
ホットなテーマである為替レートや国債など、グローバル資本主義を理解するためのマクロ経済学のマインドセットが、藤沢さんの冴えた筆致とともにパッケージされているという、お得な1冊だ。
江戸のお金の物語
本作を読み進めていると、実は明治維新よりもはるか前から高度な市場経済が成立していたことが次々とわかり、驚かされる。経済の視点から見ると、今まで見たことのない江戸時代像が浮かび上がってきて面白い。
科学
フェルマーの最終定理
本作の魅力は、この意味不明な定理が、面白く読めることに尽きる。
暗号解読
歴史を通じて多くの人々が、秘密を守るために暗号を使ってきたわけだ。そして暗号の歴史は常に、数学の歴史とともにあったことが知れる1冊。
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学
まったく退屈させない。このうち僕は「細胞生物学」と「分子遺伝学」を読んだのだけど、何度も教科書であることを忘れて読みふけった。いわゆる「社会人になってもう一度」の理系教養本としては真っ先にこの本をオススメしたい。
バイオパンク
コンピュータの世界におけるイノベーションは、いつもガレージで始まっていた。そして今、新しい〝ガレージ〟で起ころうとしているのは、生命科学と情報科学のイノベーション。そこにいるのは、バイオハッカーという、生命の設計図を自宅で解析しているハッカーたちだ。
放射線医が語る 被ばくと発がんの真実
丁寧な言葉で解説しているが、要は、その程度の脅威でしかないということだ。ちなみに、家に閉じこもったりして引き起こされる運動不足は、100ミリシーベルトの被ばく以上にがんのリスクを高めるそうだ。
「反原発」の不都合な真実
原典をきちんと明記し、統計データに基づいた、反原発の人たちにとっての不都合な真実がしっかりと書かれている。
二重らせん
僕はこの本を読みながら、ギャンブルをしている時の恍惚感ばかりを反芻していた。けっして美しいドラマではない。正しいドラマでもないし、常識的でもない。むしろ、非常識で泥臭い勝負師たちのドラマといえる。
宇宙は「地球」であふれている
宇宙に行った人にしかわからないものがあり、行ったという経験からしか見えない未来がある。僕はそれが見たくて、文章を書きつつ、評論をしつつ、ミュージカルに出演しながら、ロケットを飛ばしているんだ。
ノンフィクション
さようならと言ってなかった
妻ゆり子さんの突然の死から数カ月後、まるでその死を忘れようとエネルギッシュに働く猪瀬氏はその仕事からも追放されることになる。自業自得とはいえなんと辛く苦しいことだろうか。救いなのは彼が何とかそこから立ち直り、この本を出版できたことであろう。
理系の子
この本は読み進めるにつれ、子どもたちに必要なのは夢や希望だということも再確認できる。
トラオ 徳田虎雄
自分の運命にとらわれず、自分の力で運命すらも超えて前進していく姿に圧倒させられる。
人間仮免中
この服役生活が自分の人生にとって何なのかを考えるヒントにもなった。 超絶的な人生は、今の自分の立っている場所と意味を、少しわかりやすくしてくれるのである。
ロケットボーイズ
飛ばしたい、なんとしても飛ばしたいというパワーで、ロケットが飛んでいく快感。自分が宇宙に近づいたような気持ちになる高揚感。僕はそれを高校時代に味わった。
ニートの歩き方
著者のphaさんは、勉強は京大に入れるくらいできるけど、実社会で仕事をして生きていくことがまるっきしダメなタイプだ。そんな彼が、ニートという生き方に幸せを求めて突き進んでいく姿を、誰が責める権利があるだろう?
成りあがり
けっして舞い上がらず、自分の目標に向かってストイックに努力する姿には、読み始めると、誰もが引き込まれる。 完成された「矢沢ワールド」がある。
五体不満足
本作はいろんな読み方ができるだろう。「環境さえ整っていれば、ボクのような体の不自由な障害者は、障害者でなくなる」という乙武さんの言葉は、本当に的を射ている。
獄窓記
刑務所の実情が描かれる部分はリアリティがある。汚物まみれの凄惨な現場、看守らの圧力……収監されたてで約2年の刑期を残していた僕には「うわぁ……へこむわぁ……」という感想しか出てこないような、衝撃的な内容だった。
超闘(スーパー) 死刑囚伝
めちゃくちゃ面白い。期待通りの本だった。論点は、今も議論が続く死刑制度である。
物語
宇宙に命はあるのか
NASA JPL(ジェット推進研究所)で火星ローバーの自動運転プログラムの開発に携わる小野雅裕さんの最新作。宇宙を夢見た人々たちの想いと歴史をわかりやすく網羅し、最先端の宇宙開発状況から未来へと想いを馳せる。
カレチ
この本は、いい意味でも悪い意味でも真面目な日本人性というものを、鉄道ドラマを通して描き出している秀作。〝鉄オタ〟じゃない人が読んでも感動できる〝鉄学書〟だ。漫画だけど。
シャーロッキアン!
僕はあまりひとつの物事に身を委ねる「ファン」というものにならないのでよくわからないのだけど、この本の面白さは、そんなシャーロッキアンから見た、ホームズのサイドストーリーであるという点だ。
とんび
収監後、ようやく読むことができ、「こんなに素晴らしい本をなぜ、今まで積ん読なんかにしていたのか」と号泣しながら思ったものだ。
東京タワー
ファザコン、マザコンになりたいとは思わないけど、なれないからこそ、何か惹かれるものがあったのかもしれない。
天地明察
科学者や理系オタクは、どんな時代にいても、その時代の環境の中で、最先端の科学を希求するというマインドが同じだ。
JIN―仁―
この作品は、理系オタクを惹きつけてやまない、理系題材の時代ものだ。
青雲の梯 老中と狂歌師
もし、田沼意次が失脚しなければ……。しかし歴史に「if」はない。では今、正しいとか良いとかされているものは、本当にそうなのだろうか?そんなことをついつい考えてしまう。
チャンネルはそのまま!
僕はどちらかというと、取材される側だけど、ある意味テレビのいろんな部署と絡んできたので、「あるある〜」的なシーンが満載で面白かった。
電波の城
テレビは変わっても、楽屋裏の面白さは変わらない。僕も最先端のテレビにも関わりながら、テレビ局の1番面白いドラマにも関わっていきたい。
武士の家計簿
どんな作品を読んでも江戸時代の中期以降、中流以下の暮らしには苦しい状況が見てとれる。故に明治維新という革命が必要だったのだろうな。
リーマン侍 江戸語の世渡り
現代のサラリーマンと江戸中期の侍を対比させながら江戸語と文化を学べる作品だ。下級武士と平リーマンの生活の大変さを並べると、同じようなシガラミがあり、ストレスがあったりと、実はあまり変わらない。
グラゼニ
「お金」の視点で見ることで、今までの野球漫画が伝えてこなかったプロ野球選手の真実が垣間見れる、めちゃくちゃ面白い一作である。
社会
A3
オウムと麻原彰晃、そして日本人の実像が次々と浮かび上がり、読み出すと止まらない1冊であり、これを刑務所で読むというのもなかなか臨場感があってよかった。