2002年に講談社に入社。「バガボンド」、「ドラゴン桜」、「宇宙兄弟」などの編集を担当。2012年に講談社を退社し、株式会社コルクを創業。
起業
トヨタ物語
経営とデザインの幸せな関係
ビジョナリー・カンパニー
本書でエクセレントカンパニーとして紹介されている中でダメになってしまった会社もあるが、このビジョナリカンパニー自体がこの後の時代にとって必要な考え方を説明している本であることには変わりない。発売してからかなり時間が経った本だが、読む価値がある。
成功はゴミ箱の中に
ジェフ・ベゾス 果てなき野望
ベソスの意思の強さ、冷徹さの前に、身震いをする。本を読んで身震いをしてしまうなんて初めてのことだ。身震いをするのは、情けないことではなく、同じ土俵に立っているという僕の意識の現れだろう。
ビジネス
具体と抽象
「無理」の構造
オタク経済圏創世記
新しい買い物
MEDIA MAKERS
ネットでの連載時に一度読んでいたが、まとめて読み直してすごく刺激を受けた。メディアで働いている人間は、自分が今いる立ち位置が確認できる。マスコミ志望の学生は、この本を読んでから就職活動をしたほうがいい。
あなたの話はなぜ「通じない」のか
コミュニケーションは、伝わってこそコミュニケーションだ。伝わっていなかったら、伝えようとした側に問題がある。相手が理解しないのがおかしいと思うのではなく、自分の方に問題があると思って解決してみようとするのが良いと考えるきっかけになるだろう。
まんがで知る教師の学び1
「学ぶ」と「習う」の差は何か?生き方は、人から学ぶもので、習うものではない。仕事も同じ。でも、習う感覚の人が多い気がする。ドラゴン桜の資料として読み始めたけど、この本は新社会人におススメ
まんがで知る教師の学び2
この本は、正直すごすぎる。1巻もよかったけど、2巻も傑作。この本を繰り返し読んで深く理解すれば、他の本を何冊も読む必要がない。現代に必要な様々な知識が体系化されて、わかりやすく伝えられている。
組織
なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか
自分で会社を経営していて、どういう風にすれば社内がチームとしてまとまるか、いつも悩んでいて様々な本を読んでいる。そして、今までの自分の生き方というのは、他人に弱さを見せない生き方だったということを気づかされる。弱さを見せられるような場を見つけると、人生が大きく変わる
社員の力で最高のチームをつくる
組織を作るときに困るのが、自分が何を解っていないかをわかっていないということである。自分と他人が考え方が違うということは一般論ではわかっていても、実感としてはなかなかわかっていない。一つの部署で働く時は、同じ思考法をもつ人たちの集まりでいいのだが、会社を経営するとなると複数の部署について理解しなければならない。それぞれの部署にいる違う特性の人について理解していくのに、この本の「境界線」という概念は役立った。
THE TEAM
どのようにチームで働くということについて関心が高まっていて、様々な組織、チームワークについての本が出ているが、その最新の情報も抑えていて、非常にわかりやすい本なので、初めの一冊として是非オススメしたい。
マネジャーの最も大切な仕事
最近、コミュニティ、組織について考える時間が長い。それでこの本を読み、フィードバックについて興味を持つようになった。フィードバックについて、誰かと深く話し合いをしてみたい。
ザ・会社改造
コルクをどうやったらチーム化できるのかということをずっと考えている。この本からはかなり刺激をもらった。僕が会社を観察するうえで、フレームワークがまだ足りなくて深く思考できていないとも感じた。
ジョイ・インク
サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質
編集
ブレスト
この本の中にはハリウッドの大スターたちを使って、どんなものを作るかという妄想が登場します。川村元気さんは、その妄想具合が重要だと僕らに教えてくれています。事前にどれだけ妄想することができるか、その妄想の質と量がその人の人生を決める。想像していないことは絶対に起きません。
表現の技術
本当に心を動かされるものって、その手前で驚きを感じる設定が入っているんですよ。喜びを感じる手前でも、悲しみを感じる手前でも、1度「あっ」と驚いて、「え?」という感情を感じさせてから喜んだり、悲しんだりする。
小説的思考のススメ
そもそも、「深く読むことができていない人間にコンテンツは作れるのか?」と僕は思ってしまう。自分が物を読んだり、理解したりする力があるのかどうか。コンテンツって深く読めないと意味がないですから。
良い人の物の見方を盗みにいく。それを丁寧にやってみる。
マンガに、編集って必要ですか?
Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち
ベストセラーコード
社会
遅いインターネット
「遅いインターネット」トランプの話と村上春樹がつながってくるとは。壁の話が「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」がつながっていく。
読みながら、僕の思考があちらこちらへ飛んでいく。簡単に読み終わらない、良本。宇野さんのことを今までよりも理解できそう
インターネット的
小説
瞼の母
先日、マンガHONZに小林まことさんの『瞼の母』のレビューを書きましたが、小説家の深町さん
@ash0966もブログでレビューを書かれていました。この本は、本当におすすめです!
儚い光
本当に心が動く体験をしたことがある人だけが、それを再現することができるはず。妄想できない感情は作れないし、知らない感情は作れない。
僕はこの「儚い光」の良さを語り合える人と出会いたい。この感動体験を深く、しっかりと話し合ってみたいと思うんです。
死海のほとり
小学生のころ『沈黙』を読んで以来、小中学生時代は遠藤周作の作品にどっぷり浸りました。
遠藤周作の多くの小説の主題として描かれているのが、人間の根本的な“弱さ”なんです。主人公が、自分自身が強い人間なのか、弱い人間なのかを自問自答し、葛藤する部分に強く共感しました。
存在の耐えられない軽さ
ミラン・クンデラのこの小説は、ラヴストーリーとして知られていますが、一方で哲学的なテーマを孕んだ小説でもあります。
一度きりの人生のなかで、人はどのような選択をするのか、時間の有限性を意識しながら生きるということを問う物語として読むことができるからです。甘い恋愛小説の域にとどまらない、読み返すたびに発見がある名作です
坊っちゃんの時代
投資
投資家が「お金」よりも大切にしていること
今、投資にまつわる連載の準備をしていて、様々な金融関係の本を読んでいる。藤野英人さんの「投資家がお金よりも大切にしていること」はすごく面白い。就職活動をしている学生は、この本を読んで、自分の人生を投資する場を選んだ方がいい。
インベスターZ
『ドラゴン桜』を描いた漫画家の三田紀房さんによる、投資をテーマにした漫画です。
先行きが不透明な時代だからこそ、漫画を楽しみながらお金に関する知識を蓄えていくのもいいかもしれません」