1993年に東京大学大学院卒業後、マッキンゼー入社。1997年にイェール大学脳神経科学プログラムに入学。2001年博士号取得。マッキンゼーに復帰。2008年ヤフーに入社し、2012年よりCSO。2016年より慶應義塾大学SFC教授。
ビジネス
問い続ける力
この数年「面白い人は誰か」と聞かれればいつも必ず石川善樹さんの名前を上げてきた。彼の最も特徴的な持ち味である問う力についてまとめた本が出た。面白くないわけがない。しかも問いを立てて際立って聞き続ける力の高い人が数多く登場。表紙と目次をここに紹介したい。
センスメイキング
FACTFULNESS
ハンス・リスリング氏が癌再発後の限られた日々の全てを投下した一冊。ビルゲイツ氏も絶賛。100万部以上読まれたこの本、タイトル通り知っておくべきファクトが満載。共訳の上杉周作さんはQuora出身の素敵なエンジニア。見逃せない。
見抜く力
孫さんが推薦しているんだから面白いに決まっている!(笑)ちょっと読みだしたらあっという間に数十ページという危険な本です。コトバがかなり強いのでライターがゼロから書いた本ではないと思います
不格好経営
採用基準
テクノロジー思考
「テクノロジー思考」は僕らテクノロジスト的な人間がどのように世の中を見ているかを端的にまとめられた本としてオススメです。事実のもとに自分なりにスタンスを取られて意味合いをまとめられていることが本当にそうかと引っかかり、それが壁打ち相手的に素晴らしいです。
社会
日本進化論
遅いインターネット
実に的確な宇野さんらしいインサイト。原典となる本を読み自分なりに消化して考える人が優秀な学生層を見ても僕らの世代に比べて極端に減っている。デバイスシフトで腱反射的な情報処理に厖大な時間を取られることが大きいことは疑いないように思う
PLANETS vol.10
どこを切っても濃厚。デジタルネイチャーのエピローグとも言うべき最後の落合陽一氏との対談は活字の奇跡。基調論考的な「もっと遅いインターネットが必要だ」の指摘はまさにその通り。薄っぺらい本に辟易とした人に解毒剤的な一冊
DESIGN MY 100 YEARS
科学
「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた
超弦理論(いわゆる超ヒモ理論)の世界的研究者、阪大の橋本先生の浪速坂教授シリーズ、第2弾!
「宇宙の全てを支配する数式」をパパに習ってみた
女子高生の娘に語る本気の面白講義。理論物理本は取っつきにくい!と考えているあなたにオススメ!
素粒子論のランドスケープ2
真理の探究
自己啓発
天才の世界
変わり続ける
積ん読になってしまいがちだが、この本は優しく染み入ってきて、少しずつ読んでるうちに、すっと読み切ってしまった。出井さんの自然体の生き方が語られ、声が聞こえてくるかのような一冊だった。自分なりの生き方を対話するように考えたい人にオススメ
逃げる自由
自分や他者を早めに、そしてこまめに「がっかりさせておく」ことだと僕は思う。
前半は厄介な人生相談の数々を軽やかに答えていき、後半はみうらじゅんさんとの抱腹絶倒の対談。最後の最後にこの本がトップアスリートの友人たちへのエールであることが明かされる。生き延びる知恵を共に考えてくれる一冊
金融
預金封鎖に備えよ
とりあえず、自分に金がないときに自分から金を借りる論は全て怪しいと思った方が良いかと思います。論理破綻してますから。今の国の借金は全てみなさんの預金を国が差し押さえ可能だという前提のもとに行われています。そしてその日が近いことは、この小黒一正先生の本でわかります。