ちきりん

エグゼクティブ

バブル期に証券会社に就職した後、アメリカの大学院に留学し、外資系企業勤務を経て2011年から文筆活動に専念。「Chikirinの日記」運営者。

ちきりんのおすすめ本
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ビジネス

誰がアパレルを殺すのか

アパレル業界がかつてない不振にあえいでいる。
杉原 淳一
ちきりん

この本を読む最大の意義は「アパレル業界に起こったことって、いろんな産業でまさにコレから起こることだよね」と理解できる点にあります。
金融、教育、自動車、旅行などでは、既に同じことが起こり始めてる。

俺のイタリアン、俺のフレンチ

ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方
坂本 孝
ちきりん

他業態にも応用できるビジネスモデル上のヒントや、飲食店チェーンの在り方、世界展開などに関する考察に加え、「働くって何なんだっけ?」という本質的な問いについてのエッセンスが凝縮されています。

一生使える見やすい資料のデザイン入門

WEBで大人気の資料デザイン入門がついに書籍化!
仕事で即役立つデザインのコツ満載!
森重 湧太
ちきりん

パワポで資料をつくることが多いという人はさらっと読んでおいてもいいかも。

志高く

孫正義正伝
井上 篤夫
ちきりん

「退路をたたないと困難に打ち勝てない」
凄すぎ。
「リスクヘッジをしていけ」という“師”である高校の先生に、「リスクヘッジをすると、勝てないのですよ」と言った16歳。もっといえば「リスクヘッジをするから勝てない」のだよね、多くの人は・・

成功はすべてコンセプトから始まる

iPhone、フェースブック等々、ヒット商品はすべてコンセプトが光っている。アイデアがよくても技術があっても、コンセプトがなければ水の泡。
木谷 哲夫
ちきりん

「自分の強み」なんかより、「自分が大好きなことで、世の中から求められてるものって何かないのか?」って考えましょ。
面接する方だって「こいつは役に立つか?」=「世の中で求められてるものを、何かひとつでも提供できるやつか?」を見てるだけなんだから。
この辺の本↓にも、言い回しはこのエントリより圧倒的にビジネス的だけど、突き詰めると全く同じことが書いてあります。

稼ぐ力

「仕事がなくなる」時代の新しい働き方
大前 研一
ちきりん

企業がなぜ苦しんでいるのか、これからどーなるのか、という企業経営に関する視点と、「では、個人はどーすればいいのか?」という、個人向けの視点を合わせた一冊。

世界で勝負する仕事術

最先端ITに挑むエンジニアの激走記
竹内 健
ちきりん

この本には、工学系の学部をでて、一流と言われる大企業に就職するエンジニアの人たちが直面するであろう、多くの事柄の“リアル”が記されています。
若手エンジニアがキャリアを積む中で直面する様々な判断ポイントが具体的に描かれ、それぞれのポイントで竹内氏がどう決断したかが描かれているのです。
こういった企業への就職を目指している方、内定者、入社数年目までの方にとって、キャリアの道標となりえる一冊だと思います。

楽しく学べる「知財」入門

本書は、5つの権利の違いやその関わり合い方を正しく理解してもらうこと、さらに、「その行為は権利侵害なのか?」という判断についても、ある程度正しくできるスキルを自然と身につけてもらうことを目指したものである。
稲穂 健市
ちきりん

世の中がヒステリックに「あいつはパクリ犯だ、私刑しろ!」と騒ぎ始めた時にも冷静な判断ができるよう、こういう入門書の一冊くらいは読んでおくべきかなと思った次第。
お勧めです!

リバース・イノベーション

もはや単なる輸出では勝てない。新興国の巨人が先進国に攻めてくる前に、新興国市場を攻略せよ。
ビジャイ ゴビンダラジャン,クリス トリンブル
ちきりん

「新興国も、そのうち先進国レベルの経済力となり、社会インフラが整ってくる。そしたら、うちの車が売れるようになる」
ちゃうんです。
この本(リバース・イノベーション)の中では、「その考えでは完全に置いて行かれますよ」と書いてある。

企業が「帝国化」する

アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔
松井 博
ちきりん

特に学生さんなんて、就活に当たってつまらないノウハウ本を読むより、こういう「世界はどう回っているのか」が書いてある本を読んだほうが絶対いい。親とか先生とか、世界がどうなりつつあるのか全然知らない人だけからアドバイスを貰ってたら、判断が30年遅れになっちゃうよ。

任天堂“驚き”を生む方程式

任天堂だけが持つ独自の哲学とは。その源流とは―。
井上 理
ちきりん

驚いて声がでてしまうほど感嘆するエピソードがてんこ盛りでした。

フリーエージェント社会の到来

神田昌典氏に“未来をつくる書”と言わしめたダニエル・ピンクの著書のなかでも、名著といわれる『フリーエージェント社会の到来』の新装版
Daniel H. Pink
ちきりん

これからの働き方がここにあります!

-本の帯

社会

日本の論点

ビジネスマンは“最低”このレベルの知識を持ちなさい!
消費税、憲法改正、TPP農業問題……、
ニュースをインテリジェンスで捉える。
大前 研一
ちきりん

景気対策からTPP農業問題、医療費増大問題、日本の製造業への在り方、観光業についてから、社会福祉制度、道州制に関してまで、よく言われるところの「日本の問題。ここを変えないとあかんよね」という論点がコンパクトにまとまってます。

-大前研一氏の視点と洞察、たった 2500円なり

クオリティ国家という戦略

これが日本の生きる道
大前 研一
ちきりん

私たちが今の政治家に失望するのは、日本がどういう国になっていこうとしてるのか、目指すべき姿を示してくれないこと。もしくは、示されたその姿が、「なにその神道国家??」みたいな強面な姿であること、ですよね。
そうじゃなくて、もっと合理的で、希望の持てる国家像はないの?
という問いに、キレイに答えてくれます。

-大前研一氏の視点と洞察、たった 2500円なり

世界はひとつの教室

いま世界が注目する教育プラットフォーム「カーンアカデミー」の創設者が書き下ろす、教育の未来形。
サルマン・カーン
ちきりん

そうなんです。
わが子を救うもっともよい方法は、世界中のすべての子供を救うことなんです。
なのに世界は反対に向かおうとしてる。強烈な憎しみを子どもたちの心に植え付け、将来への希望を奪い取るという方向に。
そんな方向に進んだら、自分の子供の将来も危うくなる。
なんでそれがわからないかな。

2100年、人口3分の1の日本

歴史人口学者がデータを駆使して描き出す、渾身の未来予想図。
鬼頭宏(歴史人口学者)
ちきりん

人口問題は一度は押さえておいたほうがいいよね。

-夏休み向けお勧め本!

不平等社会日本

さよなら総中流
佐藤 俊樹
ちきりん

日本のエリートはなんでこんなに“しょぼい”のか、よくわかります。

-夏休み向けお勧め本!

若者殺しの時代

ずんずん調査のホリイ博士が80年代と対峙。
堀井 憲一郎
ちきりん

この本は「事実に基づく分析」のお手本のような本です。適当な言説を鵜呑みにせず、きちんと研究する人は本当にエライ。「研究者」ってこういう人なのね、って感心しました。

-夏休み向けお勧め本!

日本の殺人

理解不能な凶悪な事件を抑止するために、国はどのような対策を講じているか。そして日本の安全神話はどうして崩壊してしまったのか。
河合 幹雄
ちきりん

日本の殺人に関する洞察や分析に関するベース(基本)はすべてこの本にあります。まさに専門家の一冊。

-夏休み向けお勧め本!

累犯障害者

刑務所だけが、安住の地だった
山本 譲司
ちきりん

日本の現実を知るシリーズのご紹介。こちら、超シリアスな自分の国の現実に、言葉が出なくなります。心の弱い方は読まない方がいいかも。

-夏休み向けお勧め本!

経済

デフレの正体

経済は「人口の波」で動く
藻谷 浩介
ちきりん

人口問題が経済に与える影響については、このベストセラーがオススメ

経済危機のルーツ

経済学者・野口悠紀雄氏の日本経済論。
野口 悠紀雄
ちきりん

ちきりんが尊敬する経済学者のひとり、野口先生の名著です。これ読まずに日本の将来とか語るのはやめたほうがいいっす。

-夏休み向けお勧め本!

ライアーズ・ポーカー

ウォール街の大物たちのあきれ果てるような自由奔放ぶりを、インサイダーの立場からえぐり、ソロモン・ブラザーズ会長失脚の契機ともなった傑作ノンフィクション
マイケル ルイス
ちきりん

ちきりんが外資系金融の世界に興味をもつきっかけとなった本です。(かなり昔の本だけど、臨場感は伝わると思います。)

お金

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

専門用語なし!
マイナス金利、北朝鮮問題にも対応!
とにかくわかりやすいお金を増やし方
山崎元,大橋弘祐
ちきりん

超ベーシックなお金の入門書なんですが、これは正真正銘のベストセラーなので、初心者の人にはとっても向いてる。

マンガ 自営業の老後

フリーランスが、死ぬまで幸せに生きるために、
いま、できることのすべて
上田 惣子
ちきりん

自営業の人の老後資金の貯め方について。
「国民年金を払わず民間の医療保険に入ってるとか、愚の骨頂ですよ」としっかり指摘してあり、内容的にもとってもまともです。

-Kindle Unlimited はかなりお勧め!

生き方

人生を「半分」降りる

哲学的生き方のすすめ
中島 義道
ちきりん

こちらは、ちきりんの人生観を形成してくれた本。生き方の基本!

-夏休み向けお勧め本!

ニートの歩き方

お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
pha
ちきりん

働かないことに罪悪感を持つ時代は終わり。必要最小限だけ働いて、あとは気ままに生きていこう。そんな気になれる本だと思います。

-本の帯

老後の住まい

老後の自立は小さい家から
長野 郁子
ちきりん

50代のフリーランスフィナンシャルプランナーの方が、親の介護を経験しつつ、自分の終の棲家について考えてる本なのですが、
子供が独立したら、階段のない中古住宅を安く買って、バリアフリーにリノベして住むのがいいという結論には完全に合意。

-Kindle Unlimited はかなりお勧め!

下流社会 第2章

なぜ男は女に“負けた”のか
三浦 展
ちきりん

必ずしも結論に賛同するわけではありませんが、この年齢に注目した着眼点はすばらしいと思いました。三浦展氏はフリーター、ニートにとっての37才について書いています。しかし、より広く誰にとっても37才は「いよいよ」の年齢だと思います。

ノンフィクション

二十歳の原点

独りであること、未熟であることを認識の基点に、青春を駆けぬけていった一女子大生の愛と死のノート。
高野 悦子
ちきりん

小学生のちきりんが「ちきりんの日記」を書き始めるきっかけとなった本です。この本なしに「Chikirinの日記」は存在しなかった。青春の思い出ですねー。

-夏休み向けお勧め本!

下山事件 最後の証言

戦後史最大のミステリー「下山事件」
柴田 哲孝
ちきりん

ノンフィクションで、めっちゃオモシロかったのが、戦後すぐに起こった陰謀事件の闇を暴いたこちら。これは今でも「犯人」が見つかっていません。アメリカの陰謀?共産主義者の仕業?それとも・・・?事実は小説よりも奇なり。手に汗握ります。というか、戦後日本の“選択”がよくわかります。

-夏休み向けお勧め本!

宿命

「よど号」亡命者たちの秘密工作
高沢 皓司
ちきりん

ノンフィクションの名作。40年前に20代でハイジャックによって北朝鮮に渡り、未だに帰国できない“よど号”メンバーと拉致問題の関わりについて、すごい量の取材を元に大胆で納得の推論が組み立てられています。

-夏休み向けお勧め本!

大地(一)

十九世紀から二十世紀にかけて、古い中国が新しい国家へ生れ変ろうとする激動の時代に、大地に生きた王家三代にわたる人々の年代記。
パール・バック
ちきりん

世界の名著。この本の中には、人生で起こりえることのすべてが書いてあります。「人生の事典」みたいな本で、これを読んでおけば、一生何がおこっても「ああ、これね」って感じだと思う。こんな本を書ける才能が世の中に存在することに驚嘆!

-夏休み向けお勧め本!

二つの祖国(一)

アメリカ人として生きるべきか、それとも日本人として生きるべきなのか――。
山崎 豊子
ちきりん

国って何なのか、国籍って何なのか、いろいろ考えました。ちきりんが「いくらダメダメな国でも、ちきりんが日本を出ることはないよ」と思えるのは、この本を読んだからかも。

-夏休み向けお勧め本!

科学

「相対性理論」を楽しむ本

よくわかるアインシュタインの不思議な世界
佐藤 勝彦
ちきりん

相対性理論がちきりんでさえ「わかった!」気になれるすごい本。理系コンプレックスのある文系人間の方にお勧め。わかりやすいだけじゃなく、とてもオモシロく読め、ちきりんは結局シリーズ本の「量子論」や「宇宙論」の本まで次々読んでしまいました。

-夏休み向けお勧め本!

生活の知恵

飯田久恵の [出し入れ]楽チン! クイック収納術

「今まで何度片づけてもうまくいかない」という方に、ぜひ知っていただきたい収納の考え方とその実践例を紹介
飯田 久恵
ちきりん

とっても保守的というか、常識的な整理整頓のノウハウ本で、詳しい人には当たり前のことばかりですが、思いつかない人には思いつかないいろんな工夫が書かれてます。
プリントされた写真や紙の新聞の整理なども含まれてて、ちょっと高齢者向けかも?

-Kindle Unlimited はかなりお勧め!

片づけられない女のための こんどこそ! 片づける技術

物や棚でいっぱいで足の踏み場もない
いわゆる「汚部屋」を、
どうにか片づけて床を出すまでのお話です。
池田 暁子
ちきりん

こちらは汚部屋を脱出したイラストレーターさんの体験が書かれたマンガ版の片付け本。
マンガにしては中身が濃いし、とても読みやすく、「とにかく片付けが苦手」な人にお勧め。

-Kindle Unlimited はかなりお勧め!

災害に強い住宅選び

大災害時代 住宅選びの常識は様変わり!
長嶋 修,さくら事務所
ちきりん

わかりやすく役にたつ。最近は災害がすごく多いので数千万とか払って不動産を買う人はマンションであれ一戸建てであれ、この本くらいは読んでおくべきだと思う

生産性

イシューからはじめよ

「脳科学×マッキンゼー×ヤフー」
トリプルキャリアが生み出した究極の問題設定&解決法
安宅 和人
ちきりん

代官山蔦屋書店さんで「ちきりん選書 生産性の関連書フェア」が開催されてます。『クラウドソーシングの衝撃』とか『AIの衝撃』とか衝撃シリーズ(じゃなくて)数年前にでた名著も並べていただいているのでお近くの方、ぜひ覗いてみてくださいませー

統計学が最強の学問である[ビジネス編]

経営戦略・人事・マーケティング・オペレーションで
統計学を使う知恵と方法を詳細に解説
西内 啓

クラウドソーシングの衝撃

クラウドソーシングの全体像を学ぶのに最適な一冊
比嘉 邦彦,井川 甲作

「学力」の経済学

「ゲームが子どもに与える影響」から「少人数学級の効果」まで、今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊
中室 牧子

君はまだ残業しているのか

全社残業ゼロ&19期連続増収増益を達成した元トリンプ社長が、残業削減と成果向上を両立させる極意を伝授
吉越 浩一郎

AIの衝撃

人工知能は人類の敵か
小林 雅一

歴史

明治維新とは何だったのか

あのとき、日本を動かしたのは、龍馬でも松陰でもなかった!
半藤一利,出口治明
ちきりん

幕末・維新時に活躍した特定個人の性格にスポットライトを当てた対談でおもしろかった。近代史っておもしろい。それにしてもこのふたり博識すぎ。

自己啓発

走りながら考える

「自ら考え、語る知的アスリート」として発言にも注目が集まる 為末大が語る、厳しい時代を生き抜くための自己鍛錬の方法や考え方とは。
為末 大
ちきりん

おもしろかった。「努力」に関する意見はホントその通りだと思う。あと、為末さんも「人生の有限感」を感じてたんだとわかって納得。

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