大学在学中に楽天にインターンし、楽天オークションの立上げ等を経験。2001年ウノウを設立し、「映画生活」、「フォト蔵」などをリリース。2009年にソーシャルゲームに参入し、「まちつく!」などのヒットを生み出す。 2010年ウノウ株式を米ジンガに譲渡。2012年ジンガを退職し、2013年にメルカリを設立。
ビジネス
ブラックスワン
世の中ではそうではないと皆が思っていても、流行ってくるとやっぱり必要だったよねと言われるようなサービスを生み出す。メルカリも最初出てきた時には「ヤフオク!があるからいらなくない?」という声がほとんどでしたし、米国進出についても「日本企業は絶対に無理でしょう」と思われているので、そういう常識を壊していくという意味でも面白さを感じましたね。
HIGH OUTPUT MANAGEMENT
昔の本で広範囲の経営の話を扱っていながら、ほぼ色褪せておらず、今でも使える内容ばかりで、非常に勉強になり感銘を受けました。やはりこれくらいの経営哲学を持てるようになりたい。インテルがあそこまで大成功したのも納得でした。
反脆弱性
良い戦略、悪い戦略
「戦略」とは何か、を深く考えさせられる良書。経営思想家として大学やコンサルタントとして活躍しているリチャード・P・ルメルトが、様々な事例をもとに良い戦略の作り方を書いています。
生産性
ザ・会社改造
ブロックバスター戦略
基本的には、ブロックバスター戦略はインターネット業界にも有効になりつつあるので、うまく取り込んでいかないとなと思っています。今後の世の中の流れを考える上で非常に勉強になる一冊でした。
ワーク・ルールズ!
Googleの人事トップがGoogleでの数千人から数万人になるまでに行ったあらゆる人事的施策(成功例も失敗例も)や人事の考え方について赤裸々に語っています。
HARD THINGS
僕も同じような悩みを抱えてきたので、すごく共感できたし、勉強になりました。複雑な問題について、明確な理由付けをして対応していっているにつけて、非常に頭が良いひとなのだなと思いました。
コンテナ物語
海運業者、鉄道、トラック、国家、都市および港間で興味深い事件がたくさん起こっており、最終的に60年代後半〜70年代にかけて劇的に切り替って、それぞれの勢力図が塗り替わっていく様が丁寧に描かれています。
ゼロ・トゥ・ワン
PayPal創業者であり、Facebook、LinkedIn、Yelpなどの初期投資家でもあるピーター・ティールの主に起業についての著作。非常に深く、示唆に富んでいて面白かったです。
THE TEAM
この本を読めば、私たちがいかにチームを知らないかが分かる。『チームの法則』を知れば、それだけで突き抜けた場所に行ける。
お金
貨幣の「新」世界史
元JPモルガンのアナリストでアリババのIPOなども担当した著者が、様々なアプローチでお金の本質について迫った本。幅広い知識で、お金の起源からビットコインのような最新の事例まで迫っており非常に勉強になりました。
デジタル・ゴールド
ビットコインの誕生から現在までの様々なストーリーを群像劇のように描いていて、非常に読みやすくおもしろいとともに、暗号通貨とは何かということを本質的に捉えることができる素晴らしい作品だと思います。
善と悪の経済学
世界初の長編物語である「ギルガメシュ叙事詩」にはお金が出てこないという。ギルガメッシュはまさに自然状態から都市を築いていく、すなわち文明化していく物語です。
21世紀の貨幣論
物々交換社会は実は存在しなかった、『オデュッセイア』にはお金が出てこない、など衝撃的な話から繰り広げられるマネーの歴史で、非常にダイナミックでおもしろいです。
グローバル・スーパーリッチ
タイトルから受ける印象とは違い、プルトクラート(上位0.1%の超富裕層)やその周辺への綿密なインタビューや豊富な統計データなどを用いて、今世界で何が起こっているかを鮮やかに描き出した良作。
テクノロジー
量子コンピュータが人工知能を加速する
限界費用ゼロ社会
社会
国家はなぜ衰退するのか
本書は、ジェフリー・サックスやジャレド・ダイアモンド、マックス・ウェーバーなどの説を真っ向から否定し、収奪的社会と包括的社会という観点から、すべてを捉え直す意欲作です。
ホモ・デウス
ごく哲学っぽいんだけど、AIやVRなどの新しいテクノロジーで世の中がどう変わっていくのかみたいなことを書いている本で、そういう人間の根源的な考え方とか哲学的なところが組み合わさったらどういうことが起きるのか。ビジネスとして役立つ部分もたくさんあり、面白かったですね。
自己啓発
ソニー 盛田昭夫
本田宗一郎夢を力に
ホンダはトヨタに比べれば会社が小さな時代から東南アジアでなくアメリカに進出し成功した点や、強力な創業者に率いられた技術ベンチャーである点などから非常に参考になるのではないかと思っています。
江副浩正
若い頃のエピソードはどれもエキサイティングで江副氏の天才性が垣間見れて非常に勉強になりおもしろかったし、後半のもがき続ける姿はもの悲しくもありましたが、ものすごいパッションを感じました。
歴史
昭和史 1926-1945
戦前と戦中については教科書で習って以来細切れにしか把握できてなかったので、すごく一気通貫に世の中はどういう雰囲気で、どういう政治や生活があって戦争に向かっていき、そして敗戦したのかがすごく理解できてよかったです。
ギリシア人の物語I
こういった歴史をみると、本当にひとりの人の判断が歴史を変えることがあり得るということを改めて感じさせられます。一方で、繰り返し出てくる大衆の愚かしさも。。