2004年、ハーバード大学在学中に「Facebook」を立ち上げ。2010年、Time誌「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる。
ビジネス
ピクサー流 創造するちから
ピクサーのような偉大な会社がどのようにして築かれ、イノベーションと創造性が育まれたのかについて、当事者の書いた話を読むのはとても楽しい
世界の技術を支配する
この本を選んだのは、イノベーションを引き起こすもの――どのような人、疑問、環境がそれを生んでいるのかにとても興味があるから
儀式は何の役に立つか
この本は『常識』という概念をめぐるものだ。人々は世界を処理する際に、自分が個人的に知っていることだけでなく、他者が知っているはずのことや共通の知識をも基盤にしているという考え方が描かれている
歴史
歴史序説
700年あまりの進歩を経た現在、当時信じられていたことの多くは誤りだと証明されているが、それでも総合的に考えれば、当時の理解や全体的な世界観を知るのはとても興味深い
国家はなぜ衰退するのか
この本を選んだのは世界的な貧困の原因をより深く理解したかったから
繁栄
この本を手にとったのは『国家はなぜ衰退するのか』とは逆の理論を提示しているから。
両方の見方に触れたあとで、どちらの考え方により共鳴できるのかに興味があった。
暴力の人類史
暴力が時代とともに減少してきた経緯を掘り下げている。「24時間」という新たなサイクルとソーシャルメディアにより実像よりも大きく見えているものの、暴力は実際には減少しているというのだ。この研究から得られる視点は人生を変えうる
権力の終焉
人々に対してより大きな権力を与える潮流は、正しいものだと心から信じている
科学
科学革命の構造
ゲノムが語る23の物語
この本の狙いは、社会学ではなく遺伝学の観点から人類の歴史を語ることにある
2015年に読んださまざまな歴史書を補完してくれるに違いない
エネルギーの不都合な真実
エネルギーの仕組みやエネルギーの生産と消費の進化、そしてそれが気候変動に与える影響などの重要なテーマが掘り下げられている
宗教的経験の諸相
『Sapiens』を読んだ際、人類の生活において宗教がもつ役割の進化に関する章が特に興味深かったので、もっと深く知りたいと思った
無限の始まり
物事の説明の仕方がより大きな可能性をもたらしてくれることについて書かれており、一年を締めくくるのに最適な一冊。
社会
最底辺のポートフォリオ
世界のほぼ半分――30億人近く――が1日2.5ドル以下で暮らしているという事実は、きわめて衝撃的だ。1日1ドル以下で暮らす人も10億人を超えている。
この本を読むことで、私たち全員が取り組めるより良い支援のあり方についても、なんらかの洞察が得られればいいと思う
国際秩序
外交に関するもので、どうすれば世界中で平和的な関係を築くことができるのかを論じている。
子どもたちに残したいと誰もが願うような世界をつくるうえで、それは重要なことだ。私も最近、よくこの問題について考えている