代表取締役
2010年にUBS証券株式会社に入社。2013年にDeNAにてライブストリーミングサービスSHOWROOMを立ち上げ。2015年に当事業をスピンオフし、SHOWROOM株式会社を設立。
起業
孫子
死ぬか生きるかという真剣勝負をする中で紡ぎ出した考え方は、人間が考え得る限り最も真理に近い成功法則であろうと思うからこそ、『孫子』の内容を全力で信じるのです。
論語
SHOWROOMの業績が大きく成長するところまでは、孔子的なやり方をしていました。SHOWROOMはメンバーがみんな超優秀だということもあり、仲間がもたらすパフォーマンスを純粋に信じていたのです。
韓非子
しかし、人は弱いので、浮くこともあれば、沈むこともあります。そこで、拡大フェーズにおいては、構成員がみんな圧倒的なパフォーマンスを出す理想の状態を、個人の能力ではなく、「仕組み」によって担保しないとダメだと考え、韓非子的な法による統治を取り入れました。
国家
たぶん僕の抽象思考の旅が始まったのは『国家』からです。ソクラテスと弟子のプラトンの対話を通して、観念というものが何かを学びました。
ビジネス
イシューからはじめよ
金融業界からIT業界に身を移す際に、同僚の勧めで読んだ1冊。その同僚をはじめ、高い問題解決能力を持つ働き手は何が違うのかーー本書はそれを鮮やかに示してくれた。
具体と抽象
かねてから目の前の具体を片端から抽象化する思考癖を持つ僕は、その意義を示されたことに喜びを感じた。そして具体への落とし方を知り、説明する力をも備えられたと思う。
自己啓発
夢をかなえるゾウ
この本のメッセージを一言で表すと、「行動がすべて」だ、ということです。「お参りに行く」などたくさんの課題が出てきますが、それ自体が重要なのではなくて、人生において行動を起こすことの重要性を説いています。
利己的な遺伝子
『利己的な遺伝子』のように、進化生物学や文化人類学といった、なんらかの科学的切り口を通じて、自分の生と死を問い直せるような本が僕は大好きです。
道をひらく
この本から抜き取るべきポイントは、端的に述べると、要は「素直、謙虚、愛嬌が一番の武器だ」ということです。松下幸之助のことを敬愛して、噛みしめるように著書を読んできたので、おそらく、彼の価値観が僕自身の人格形成にも大きな影響を与えているのではないかと思います。
7つの習慣
この本は自己啓発本の決定版だと思っています。ここまで包括的に人生の成功法則をまとめた本はないと思います。
運のいい人の法則
僕は昔から異常なほどに運がいいなと本当に思っています。でも、それがなぜかなんて、考えたこともなかった。この運の良さという漠然としたものを、科学的に解き明かさそうと試みたのがこの本です。
ようこそ地球さん
母の死から5年後ぐらいにこの話を読みましたが、星新一さんによる極めて鋭角な死の洞察と僕のそれがうまく掛け合わさって、より死生観が強まりました。「死はネガティブなことではなくて、死があるから僕らは幸せを感じられるんだ」と。